RAYMOND RAGNAUDOアンブルヴィル村にシャトーを構える、グランド・シャンパーニュ・コニャックの第一人者。強さと繊細さを兼ね備えたシングル・コニャックシングル・コニャックとは、単一蒸留所というだけでなく、栽培、蒸留、熟成、瓶詰めをすべて自社で行っています。シングル・コニャックとは日本の俗称で、現地では“プロプリエテール”と呼ばれており、園中でも特に優れているものは10社に満たないと言われています。レイモン・ラニョーは、コニャックの聖書ニコラスフェイス著「コニャック」の中で『強さと繊細さの両極を見事に調和させた、私の味覚にとって最高にバランスのよいコニャック』とまで言わしめるプロプリエテール界の代名詞的なコニャックです。グランド・シャンパーニュ地区で、自家蒸留100%で優秀なコニャックを造り続けているレイモン・ラニョー家のピノー・デ・シャラント。未発酵のブドウ果汁(ユニブラン種)にコニャック(オードヴィー)を添加して発酵を防止した上、約6年間、リムーザンのオーク樽で熟成させた甘口タイプのラグジュアリーなリキュールです。貴腐ワインのように甘く、アロマティック。アペリティフに最適なシャラント県の地酒。ピノー・デ・シャラントは、ブドウ果汁にコニャックを加え、樽熟成して造るコニャック地方の甘口地酒で、1945年にヴァン・ド・リクールACとして認められています。ピノー・デ・シャラントを名乗るには、ブドウ果汁とコニャックが同じ葡萄園から造られ、最低1年間は樽熟成させなければなりません。生産はコニャック地方のシャラント県。